こんなタイトルじゃサーチして変なの出てきそうだ。
衣良様新刊です。タイトルどおりセックスが主体の12のショートストーリー。講談社リンク
いきなりしょっぱなから、外で前戯するカップル、でも必ず家に帰ってからするという。人間やっぱり、スリリングな事したがるんですよね。僕も彼女としたいw もちろん、僕の大好きなストーリー笑
2つ目の文字に溺れても良かった。なんか、毎日しこる中学生に親近感沸くし、性をを通して関係を発展させるのがかわいかった。なんか、中学生って毎日072してるんだよねって久しぶりに思った。
あとは最後の滴ってやつは、最後のデートをするカップル。セックスをしよって言う女、最後だから綺麗に(後になるべく引きずりたくないから)やらずに終わろうとする男。もちろん、しようって言われて断る男はいないので、Hをするんですけど、、、ってねすごいリアル。お互いに最後のデートって決めてるんだけど、男はよりを戻そうとするんだよねー。俺もそうだもん。どんなに楽しいデートでも最後なんです。さびしいよね、俺はきっと出来ない。泣いちゃうと思うよ。だって好きなのに会えない。最後だから夕飯も豪華にして、どうなんだろうね。みんなは最後のデート出来ますか?
ソウルの夜は相性抜群の人と出会ってしまうストーリー。もし、そんな人に出会えたら、僕はその人と結婚しますwきっと元気な子供に恵まれるでしょう。今の人とも相性は最高に良いです。笑
そして今回1番心に響いた作品、白い夢。妻が先に逝ってしまうストーリー。
説明する前に、好きな引用文。女の身体はひとつの国だった。山があり、谷があり、森と泉があり、なだらかな丘と広い平野がある。
いいねぇ。笑
さて、すごいネタばれかも知れないけど、これは奥さんが死に、ある条件で主人の前に一晩、いやひとえっちだけ地球上に帰ってくる事が出来て、最高に愛し合い、そして、妻が本題を言うんですけど、新しい人を探してくださいって。旦那さんは2年間誰ともセックスせず、ただ体が発する欲求を自分の手で始末した程度。死んだ奥さんはそれを見て、あなたはちゃんと生きなさい、幸せになりなさいって。やっぱり死んだ人って天から見てるんですかね?最高のセックスをした後に、新しい人にいきなさいって、無理だよ。いくら、それがその人の望んでることでも。でも実際そうなってみないと分からないよね。でも、すごく怖い。結婚して、自分が先に逝くのも相手が先に逝くのも。本当にどうしていいか、分からなくなると思う。相手が死んだ場合、他の人を愛せるのだろうか、愛していいのだろうか、俺にはまだわからない。子供がいた場合は状況を複雑にさせると思う。自分がこの人と人生送りたいって思い、結婚する。それなのに、相手が死んだら、俺は新たなる人を探すのか、それは誓いに反さないのかな?まだ自分には答えが出せない。正直親が死んだらどうしてもいいか分からないのに、こんな事わからないと思う。きっと自分はまだ結婚しちゃ駄目なんだな。でも分かることは親に一生懸命、優しくし、親孝行するのだ。もちろん、恋人には自分の家族として扱い、幸せになってもらうのだ。
もう、白い夢2回読んでしまって、溢れる様に涙が出ました。死などが絡むとすぐ泣いちゃいます。
ぜひ、みんなに読んで欲しいです。20ページ足らずなので、ぜひ本屋で立ち読みとかでもいいので、読んで欲しいです。
最後に引用文。
きっとセックスだけがほんとうであとの世界が全部嘘なのだ。
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